5日にも大リーガー･岩隈久志誕生!! 解禁日に即ポスティング申請!!

楽天が1日､米大リーグ移籍を目指す岩隈久志投手をポスティングシステム(入札制度)にかけることを求める文書をコミッショナー事務局に送っていたことが明らかになった｡
これにより､米コミッショナーを通じ大リーグ30球団に獲得可能な選手として岩隈の名が公示される｡
獲得希望球団は公示後4日以内に入札を行い､早ければ5日にも最高入札額が楽天に通知される見込みだ｡

申請解禁日となった1日､楽天が早くも動いた｡
即日申請をした理由を米田球団代表は､
｢米国のFA市場の問題などを総合的に考え､本人の了承も得て(申請解禁日に)いの一番に手続きをした｣(サンケイスポーツより)
と説明し､球団創設からチームを支えてきたエースに､
｢夢をかなえて､向こうで成功してほしい｣(同)
とエールを送った｡

岩隈の獲得に動くと見られる球団はイチローが所属するマリナーズ､黒田の退団が濃厚なドジャース､パドレス時代に大塚と契約し日本人選手の獲得に積極的なタワーズ氏がGMに就任したダイヤモンドバックスなど3～4球団｡

入札額の目安は不透明だが､米国の経済状況や日本人選手の近年成績などから高騰するとは考えにくい｡
2000年オフに同制度を利用してマリナーズへ移籍したイチローの15億円程度が妥当なラインで､楽天の移籍許可ラインも同様とみられる｡

｢意中の球団は特になく､結果を待つだけ｣(時事ドットコムより)
と静かに吉報を待つ岩隈｡
早ければ5日にもメジャーリーガー･岩隈が誕生する｡

(2010年11月2日)

その他のBASEBALLニュース