リーグ優勝でも監督解任!? 中日･落合監督に早くも後任候補の影が!?

中日監督として最多となる3度目のリーグ優勝を決めた落合博満監督｡
クライマックスシリーズ(CS)を突破し､日本一を目指すことになるが､落合監督の野望はさらに先｡
狙いは長期政権の実現だ｡

中日の監督として7年間､1度もAクラス入りを逃したことはなく､リーグ制覇3回､日本一1回は名将と呼ぶに相応しい成績だろう｡
今季も7月1日には首位･巨人と最大8ゲーム差をつけられながら､終盤に計ったようにひっくり返し優勝にこぎつけた｡
CS､日本シリーズの結果にもよるが､シーズン後､改めて落合監督の手腕が評価されることになりそうだ｡

しかし､今季が球団史上最長の監督7年目で､3年契約の2年目の落合政権は､すでに終わりが決まっているという｡

次期監督候補として名前が挙がっているのが､昨年引退した"ミスタードラゴンズ"立浪和義氏｡
2012年からの監督就任が既定路線といわれており､落合監督の契約更新はないとみられている｡

そんな中､昨年末から今年の春先にかけて､関係者が首を傾げる騒動があった｡
立浪氏以外の次期監督候補の名前が急に噂として出回ったのだ｡

そのウワサとは､
｢次期監督は川相昌弘2軍監督(今季で退団)になりそうだ｡元巨人で知名度があるし､2軍監督となったのは采配を勉強させるための配慮だった｣(夕刊フジより)
というもの｡

しかし､このウワサが広がった背景には､
｢川相さんの噂は､立浪さんを次の監督にしたくない落合さんが､悔し紛れに流したらしいという第2の噂です｡落合さんは､いくら成績を残しても立浪氏に取って代わられるからです｣(同)
という情報もある｡

立浪監督就任を阻止し､自身の長期政権実現へ｡
既定路線をひっくり返すためには､今季の日本一はもちろん､来季球団史上初の連覇が絶対条件となりそうだ｡

(2010年10月10日)

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