星野氏失墜! WBC連覇で監督界の世代交代浮き彫りに

日本の連覇で大会の幕を閉じた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。

決戦の地から帰国した侍たちは、
光り輝く金メダルと世界一という誇りを胸に各所属チームへ戻っていった。

これで日本球界も少しは息を吹き返すと期待される中、
今回の優勝が監督界で大きな波紋を呼んでいるようだ。

それは侍ジャパンを率いた原辰徳監督(50)が、
初の代表監督選出にも関わらず、ものの見事に世界一に日本を導いたという点。

これの何が問題のかと思われる方は北京五輪を思い出して頂きたい。

北京五輪で日本は調整不足を理由に惨敗。
そして、その代表監督を務めていたのが星野仙一氏(62)だ。

62歳、大御所・星野氏の代表監督で惨敗。
50歳、若き侍・原監督で世界一。

この結果を受け、監督界でも世代交代が一気に加速するという見方をする関係者が多いのだ。

これで今後、星野氏が代表監督に就任する可能性がほぼゼロになったこと。
また、原監督の後に星野氏が巨人の監督に就任するという説が白紙に戻ることは確実。

今後の日本球界を背負って立つのは1958年生まれの原監督前後の世代となるだろう。

これをきっかけに新しいプロ野球ブームを生むことはできるのか。
今後の動向に注目していきたい。

(2009年3月27日)

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