名優デニス・ホッパーが前立腺がんのために死去

★名優デニス・ホッパーが前立腺がんのために死去(2010/05/31)

映画『イージー・ライダー』や『地獄の黙示録』などで知られる俳優のデニス・ホッパーが29日、前立腺がんのためにロサンゼルスの自宅で死去した。享年74歳。

　デニスは2009年に前立腺がんであることを公表。闘病生活を続けていた彼は今年3月にハリウッドの殿堂入りを果たし、元気な姿を見せていた。

　彼が監督、脚本、主演を務めた1969年の映画『イージー・ライダー』は低予算ながらも大ヒット。その後はドラッグやアルコール、配給会社とのトラブルなどで表舞台から遠ざかった。しかし86年に映画『ブルーベルベット』で復帰。デニスが出演した作品は100本以上にのぼる。

　名優の死に多くのハリウッドスターが追悼のコメントを発表している。