★菊地凛子、惜しくもオスカーを逃すも、今後の活躍に期待!(2007/02/27)
(C)GLOBE PHOTOS/NANA
第79回アカデミー賞の発表が行なわれた。映画「バベル」でアカデミー賞、助演女優賞にノミネートされていた菊地凛子は残念ながら受賞には至らなかった。しかし記者陣へのコメントでは「ばっちりな卒業式になりました。いい気分で日本に帰れます」と非常に晴れやかで清々しい笑顔を見せた。
「会場は大盛り上がりでショーを見ているようでした。すごく楽しめました」と興奮冷めやらぬ様子だ。
持参した4着のシャネルの衣装の中から「強くてエレガント」と黒いドレスを選び晴れの席に臨んだ。発表の瞬間は緊張の面持ち。プレゼンターが「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソン(25)の名前を読み上げると、肩の荷を下ろしたように小さく息を吐き、笑顔で拍手を送った。
尊敬するアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(43)の作品に出演したい一心で手話を猛特訓、ろうあの女子高生役をつかみ取った。ヘアヌードもいとわない演技は評判を呼び、現地紙は同日付の紙面でも大々的に特集を組んで絶賛した。
「発表の後、すぐに監督が来て“僕にとっては君が最高だよ”と言ってくれた。それが最大の栄誉です」と感激しきり。「この作品を通じてたくさんの刺激を受けて、世界を広げることができた。“バベル”のばっちりな卒業式になりました」と百点満点を付けた。
すでに、昨年のアカデミー助演女優賞を受けたレイチェル・ワイズ(35)が主演する「ザ・ブラザーズ・ブルーム」への出演が決定。日本でもコメディー作「図鑑に載ってない虫」の撮影が始まるなど引っ張りだこだ。
この日の式には母親と2人の兄も同席し「母に最高のプレゼントになりました。まだまだ今後があるので、もっと頑張って夢を見せてあげたい」。さらに「どの部門かは分からないけど、またここに立ちたいという気持ちはもちろんあります」と再びオスカーを狙うことを誓った。
引用文-スポーツニッポン
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