★ヒラリー・ダフ、カルト教団信者に惨殺された女優役に(2018/02/13)
狂信的カルト指導者チャールズ・マンソン(享年83)の信奉者達により、ロマン・ポランスキー監督(84)の妻で身重だった女優シャロン・テート(享年26)が惨殺されたのは1969年のこと。出産を数週後に控えてメッタ刺しにされたシャロンは、「赤ちゃんは助けてほしい」と懇願しながら絶命した。その悲劇の運命が映画化されることになり「シャロンをヒラリー・ダフが演じることになった」と大々的に報じられたが、事件発生時16歳だったというシャロンの妹は苦い胸中を明かしている。
このほど故シャロン・テートの妹デブラさんが米『PEOPLE』の取材に応じ、映画『The Haunting of Sharon Tate(原題)』にてヒラリー・ダフが亡き姉を演じることの感想をこう述べた。
「誰が出演しようが、どうだっていいこと。とにかく悪趣味だわ。」
「愚かなことだと思う。みんな、あの凄惨な事件から50年が経つのを記念すべく大慌てで(映画などを)公開しようとしているから。」
ちなみにシャロンが一緒にいる人物と共に喉を掻き切られる“不吉な予感”に苛まれるシーンがあるというが、デブラさんは以下のように断言している。
「そのような予感がしていたなんて、そんな事実はありません。私には事実としてハッキリと分かっていることです。」
「姉の友人で今も生きている人達全員に話を聞きました。誰もそんな話は知らなかったのです。」
「完全なる作り話ですから。」
一方でヒラリーは「この2週間、インディペンデント映画でシャロン・テートを演じる素晴らしい機会に恵まれました。シャロンは素晴らしい女性。実に名誉なことでした」と綴り、こちらの写真をインスタグラムにアップした。しかしあまりにも陰惨な過去を忘れることができない遺族にとっては、とてもではないが有難いとは思えぬ企画だったようだ。
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