★テイラー・スウィフト「元DJにお尻を掴まれた」裁判で勝訴(2017/08/16)
2013年のこと、ショーのバックステージにて元DJと写真を撮影したものの「スカートをめくり上げられお尻をわし掴みにされた」とテイラー・スウィフトが主張。男性側はそれを完全否定したものの職を失うハメになり、男性はテイラー、テイラーの母、さらにはテイラー側のスタッフを提訴し高額の賠償金支払いを求めた。しかしテイラーは「いや、確かに触られた」と反論し男性を提訴。わずか1ドル(約110円)の賠償金を求め、「訴訟の目的はお金ではなく性的暴行に関する認識を高めること」「この訴訟が同じような経験をした女性達にとって、(参考にすべく)一例になれば何よりです」と弁護士を通しコメントしていた。そのテイラーがなんと呆気なく勝訴し、1ドルの賠償金を受ける見通しとなった。
「お尻を触られた」「いや、お尻なんか触っていない」と互いに一歩も譲らず、法廷で対決したテイラー・スウィフトと元DJ。先日は判事が元DJに対し「テイラーが失職の原因となったとする証拠が不十分」と通達し、訴えを棄却。逆に男性に対するセクハラ訴訟、また男性によるテイラーの母及び関係者を訴えたケースの審議のみが残っていた。
そんな中、陪審員団はテイラーによる「性的に襲われた」とする主張を認めテイラーがついに勝訴した。これを喜んだテイラーは「自分の意見を人々に聞いてほしい。そう願う人々を助けたいと願っています」と明かし、そのために「近く性的暴行の被害者らを救済すべく活動中の複数の団体に寄付金を贈呈する予定」と発表した。
ちなみに気になるのは相手による「触ったのは別人」とする主張だが、テイラーはこれに呆れ思わず「ワオ」と口にし、決して勘違いではないという自信を垣間見せる一幕もあった。また「かなりの時間、お尻を掴まれていました。故意に触っていると確信するのに十分な時間だった」と証言し、時には涙ぐむ一幕もあったという。
事の発端となった写真撮影の日から、約4年。とりあえずはテイラーの勝訴で終わり、本人や関係者もホッとしているに違いない。
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