★マドンナ、トランプ氏勝利は「いまだに悪夢」(2017/01/15)
バラク・オバマ大統領を尊敬し、迫る任期終了を前にこちらの写真をインスタグラムに公開した歌姫マドンナ。そこに「あなたのような人はもう決して現れません」「オバマ大統領、あなたはキングです」と記した彼女にとって、過激発言の数々で世界を驚かせたドナルド・トランプ氏が次期大統領に選ばれたことは、今も悪夢でしかないという。その一方で大統領選終了後は多くのセレブ達がトランプ叩きを封印。これについてマドンナはどう考えているのか。
バラク・オバマ大統領を敬愛し、大統領選ではヒラリー・クリントン氏がドナルド・トランプ氏を下すことを願っていたマドンナ。そのマドンナが『Harper’s Bazaar』誌の取材に応じ、このように心境を述べた。
「あの晩以降、朝起きても辛いの。自分の心をボロボロにした男と破局した時の気持ちに似てる。目覚めてちょっとの間は自分でいられるのに、すぐこう思うのよ。『何より愛した人が私のハートを砕いてしまった。私はひどいショックを受けてボロボロだし、もう何も残っていないんだ』って。」
「まるで悪夢よ、現実になってしまった悪夢。恋人に捨てられ、悪夢から抜け出せないような気持ちだわ。」
今後少なくとも4年間はトランプ氏がアメリカを率いるが、マドンナは非常に恐ろしいことだと感じているという。ちなみに最近では多くのセレブがトランプ氏に対する批判を封印し「もう任せるしかない」という流れになっているが、これにつきマドンナはこう語った。
「この業界の人は静かよね。エンタメ業界では、限られた人しかこの件について話もしない。政治的にどのような立場なのか。それを誰も話さないのよ。人気を維持したいがために、中立の立場を選んだってワケ。意見があっても、それに人が賛成しないと仕事を貰えなくなるかもしれない。ブラックリストに載るかもしれないし。インスタグラムのフォロワーも減るかもよ。仕事にとって有害なことはたくさんある。そしてみんなビクビクしているのよ。」
このほどトランプ氏は大統領選後初となる記者会見を開いたが、この内容につき不満の声をあげたセレブも限られていた。しかしマドンナは今も守りの姿勢に入っておらず、クイーンのごとく言いたいことを思った通りに発言し続けている。
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