【訃報】「水着の女王」エスター・ウィリアムズが死去…

★【訃報】「水着の女王」エスター・ウィリアムズが死去…(2013/06/07)

米女優で元競泳選手のエスター・ウィリアムズが6月6日(木)に亡くなったことを代理人が明らかにした。享年91。

高校時代から競泳選手として活躍し、1938年には15歳の若さで世界記録を樹立したエスター。1940年の東京オリンピック(第二次大戦のために中止)への出場が見込まれたものの、サンフランシスコ万博の水中ショーへの出演のために辞退。

この決断が、彼女の人生を新たな道へ導く。水中ショーが米大手メディアのメトロ・ゴールドウィン・メイヤーのスカウトの目にとまったのだ。そして1942年に女優として映画デビュー。代表作は「世紀の女王」や「水着の女王」など。また、1949年公開の映画「私を野球に連れてって」ではフランク・シナトラと共演した。

1961年に女優業を引退し、その後は自身の名を冠した競泳水着やプール関連の商品などを発売したエスター。1984年のロサンゼルスオリンピックには、コメンテーターとして参加した。