カニエ･ウェスト、テイラー･スウィフトへのスピーチ妨害事件について自身の気持ちを執筆

★カニエ･ウェスト、テイラー･スウィフトへのスピーチ妨害事件について自身の気持ちを執筆(2010/09/18)

先日開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワーズ2010授賞式で見事なパフォーマンスして存在感を表したカニエ・ウェスト。米ヒップホップ雑誌「XXL」にて表紙とカバー・ストーリーに登場した。昨年の授賞式にてテイラー・スウィフトの受賞スピーチに乱入した事件について、改めて思い返した記事は、カニエ自身が執筆したのだという。

　最近では、Jay-ZとエミネムのNYヤンキーススタジアムで行われたライブにゲスト出演するなど、表舞台での活動を再開しているカニエ。記事では「例の事件では、テイラーを個人的に非難したわけではないんだ。そして、人種差別について発言したものではない。その日混乱していたんだ。、テイラーのショー、MTVのショーを台無しにしてしまった。当時は、謝ることを知らなかった。居るべきではなかった。非難を受け入れないとか自分が変わらないという意味ではない。二度とあのようなことはしないと誓った。事件後は、居場所がなかったよ。だから全てを遮断して仕事に取り組んだ。価値があるようにしたんだ。キャリアに火炎瓶を投げ込んだようなものだった。生まれて初めて退却して、自分を見つめ直す機会になった。とても孤独だったよ。」とカニエは綴っている。今だから語ることができたのだろう。
　
　カニエとテイラーが歌い合った授賞式は和解という印象を与えるものだった。なにより、カニエは、受賞式で観客からの声援を受けたことでほっとしたのではないだろうか。今後の活躍に期待が持てそうだ。