レディー・ガガのチャリティバンドで騒動！不透明な点が多いと訴訟が勃発

★レディー・ガガのチャリティバンドで騒動！不透明な点が多いと訴訟が勃発(2011/06/27)

東日本大震災の被災者支援を目的としたイベントへの出席のために来日を果たした歌手のレディー・ガガ。彼女の販売したチャリティ・リストバンドが原因で訴訟が起こっていることが明らかになった。

　米RadarOnlineによるとガガを訴えたのは米ミシガン州にある法律事務所「1-800-LAW-FIRM」。彼らはガガのリストバンド“We Pray For Japan”の販売について不透明な点が多く、売り上げが彼女のポケットに入っている可能性を指摘した。
　同事務所の代表は「私がレディー・ガガを訴えたのは、彼女に説明責任を果たしてもらうため」とコメント。ガガが具体的にどれだけ売り上げたのか、そのうちいくらを寄付したのかを公表していないことを批判している。

　ガガは東日本大震災の直後にこのリストバンドを発表。価格は最低5ドル（約400円）からで、購入者が寄付をプラスして支払うことができるようになっている。リストバンドは2週間で1億2000万円以上売り上げ、全額寄付されたと報じられている。

　もちろん世界ナンバーワンと言っても過言ではないガガが売り上げの一部をポケットに入れているとは考えにくい。ただし、同法律事務所が指摘しているように、彼女の大胆な行動が現在の法律に触れそうになっている部分もあるようだ。
　ガガの素晴らしい活動が余計なトラブルに巻き込まれることなく、正しく評価されることを期待したい。