ソフトコンタクト消毒液MPS､大手メーカー75%「殺菌力不十分」

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国民生活センターは15日､
洗浄から除菌､保存までできるソフトコンタクトレンズ用の消毒液（正式名称：MPS）について､
主要8製品のうち6製品について殺菌効果が不十分であることが分かったと発表した。

近年コンタクトレンズ利用者の間で､
「アカントアメーバ角膜炎」という角膜の感染症が広がっていることから始まった今回の調査。

結果を受けて同センターは､
MPSを販売する各メーカーに対し､現状のものよりも殺菌効果を高めるとともに､
正しい使用方法を利用者に徹底してもらえるような策を投じるよう要望した。

アカントアメーバ角膜炎は視力低下や最悪の場合失明の恐れもある為､
利用者側も下記の方法でコンタクトレンズの保存環境を改善するべきであろう。

（1）レンズ表面をこすり洗いする
（2）清潔な液に一定時間以上浸しておく
（3）保存ケースは洗って乾燥させる

この他にもコンタクトレンズの使用期間を守るなどごく当たり前のように思われる作業も怠っているケースが多いのが現状。
自分の目は自分で守りたいものだ。

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