WHO事務局長が新型インフルエンザ感染の最悪期「脱したかもしれない」との見解示す
(01/20)
18日、世界保健機関(WHO)のチャン事務局長がWHO本部で開いた執行理事会で、新型インフルエンザの世界的な大流行に関して、「最悪期は脱したかもしれない」との見解を示した。事務局長によると、これまでに新型インフルエンザのウイルスの毒性が強まるような変異は起きていないほか、治療薬タミフルが効かない耐性ウイルスが発生したが、拡大はしていない。
ただ、今後耐性ウイルス拡大の可能性もあり、北半球で、季節性インフルエンザの流行が終わる4月までは明確な結論を出すべきではないと、今後も新型インフルエンザには警戒すべきだと強調した。
確かに今月に入って新型インフルエンザの流行は落ち着いているが、まだ安心はできない。引き続き、新型インフルエンザに警戒し、予防に務めることが懸命だ。
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