谷原章介がﾃﾞﾋﾞｭｰ20年で連ﾄﾞﾗ初主演! BSﾌﾟﾚﾐｱﾑ｢償い｣ﾎｰﾑﾚｽ役

(08/18)

谷原章介が、11月放送のNHKBSプレミアムドラマ「償い」で連ドラの主演を務めることが明らかになった。谷原はデビュー20年という長いキャリアの中で、連ドラの主演は初めてとなる。

同ドラマの原作は、60万部の売上を突破した矢口敦子氏のベストセラー小説。
忙しさにかまけて息子を病死させ、妻も自殺させてしまったエリート脳外科医が、絶望と苦悩の末に孤独なホームレス生活を送るようになる…というあらすじだ。

谷原の連ドラ出演は実に61作目。05年1月～08年9月までに15クール連続出演記録を持ち「連ドラの帝王」と呼ばれた谷原にようやく主演がめぐってきた。「やりがいがあります。周囲の期待の声に応えなければ」(スポニチアネックス)とコメントしている。

谷原は約10キロの減量と無精ひげで役作りしており、初主演への気合が伺える。小汚いシャツを着てリュックを背負ったホームレス姿は、かなりリアルな出来栄えだ。
「休憩中にコンビニに入ったら、店員の方に"汚いなぁ、コイツ"という目で見られてうれしかった」(同)と語った。

主人公の元恋人で、彼を立ち直らせようとする精神科医・美和子を木村多江が演じ、主人公の亡き妻、そして彼女にそっくりな女性・夕子の1人2役を芦名星が演じる。
実力のある女優2人に支えられ、気合の入った谷原の主演ぶりが見られそうだ。