龍馬伝
[第17話]
04/25放送

咸臨丸に載せてもらった龍馬(福山雅治)はその壮大さに興奮をあらわにする。
そこで出会ったジョン万次郎(トータス松本)の話にも大いに興味を引かれた。

一方、京に戻った武市(大森南朋)は三条実美(池内万作)に、将軍後見職の一橋慶喜(田中哲司)と会えるよう身分を上げてほしいと願い出る。
以蔵(佐藤健)は人斬りを続けていくことに苦悩を覚えていたが、武市から感謝の言葉を掛けられる度に喜びを感じていた。

また、土佐では弥太郎(香川照之)が材木を仕入れ、商売にしようと考えていた。
だが、思うように材木は売れず、権平(杉本哲太)に金を無心に来たのだ。

勝(武田鉄矢)は龍馬とともに人材を集め、日本の海軍を作ろうと計画。
各藩の屋敷を訪ねていき、海軍塾に人材を提供してほしいと頼みこむ。
勝は龍馬を連れて、容堂(近藤正臣)のもとを訪ね、屋敷に行き、土佐藩からも人材提供を頼む。
容堂もそれを認めるが、脱藩した者の罪も免じてほしいという願いは断じて許さなかった。

それを聞いていた龍馬は武市のことを口にする。
すると、容堂は犬猫同様の下士の分際で藩を動かそうなど虫酸が走ると言う。
藩のためなどと言いつつ、吉田東洋を斬ったこともいつか処分するというのだ。
それでも、土佐が攘夷の旗頭になるまで、しばらくは武市の好きにさせておくと言う。
龍馬は容堂龍馬はの恐ろしさを感じ、勝もまた只者ではないと評した。

龍馬は大坂で海軍訓練生を集めるために、千葉道場に別れのあいさつに行った。
そこで、彼は佐那との手合わせを頼み込む。
試合を終え、龍馬を見送った佐那は生涯龍馬のことだけを思い続けると言って、見合いも断る。

そして、龍馬は長次郎(大泉洋)とともに江戸から大坂へと向かった。
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キャスト
坂本龍馬 / 福山雅治(ふくやままさはる)
土佐藩の町人郷士・坂本家の次男として誕生。
龍馬は自由で合理的な町人気質にふれながら育ったため、自由なところが多い。
土佐藩を飛び出し、勝海舟のもとで航海術を習得、海援隊を組織する。
薩摩藩と長州藩という対立していた二藩の間を調停し、薩長同盟を締結させた。

岩崎弥太郎 / 香川照之(かがわてるゆき)
土佐藩の地下浪人。
貧しい暮らしに耐えて学問に励んだ努力の人。
吉田東洋に見出され、出世を遂げた。
龍馬の海援隊の活動を金銭面で支えた人物。
龍馬が死んだ後は、巨大商社を一代で築き上げた。
龍馬に対し常にライバル意識をもっていた。

武市半平太 / 大森南朋(おおもりなお)
土佐藩の白札。
龍馬の幼なじみで、文武両方に優れていた。
土佐勤王党を結成し、吉田東洋の暗殺を企て、一時は土佐藩だけでなく朝廷をも動かす力を握っていた。
しかし公武合体派が朝廷を牛耳るとみるみるうちに失脚し、切腹を命じられてしまう。
性格は生真面目で、融通の利かないところが多少ある。
平井加尾 / 広末涼子(ひろすえりょうこ)
土佐藩郷士・平井収二郎の妹で、龍馬の幼なじみ。
加尾は龍馬に思いを寄せる。
しかし、龍馬と加尾が近づくことを警戒した兄によって二人の間は引き裂かれてしまう。

楢崎龍 / 真木よう子(まきようこ)
京都の医者の娘で、龍馬の妻。
父を失い、母と妹2人と弟2人を抱えるという過酷な時期を過ごしてきた。
寺田屋で襲われた龍馬を助けた。
長崎から下関へと移り住み、日本中を駆けめぐる龍馬を陰ながら支え続けた。

坂本乙女 / 寺島しのぶ(てらしましのぶ)
坂本家の三女で、龍馬の姉。
龍馬は12歳で母を亡くしているので、3歳年上の乙女が母親代わりだった。
いつも龍馬のことを気にかけ、泣き虫だった龍馬を強い男に鍛えあげた。
龍馬にとっては最愛、最大の理解者であった。

千葉佐那 / 貫地谷しほり(かんじやしほり)
江戸の名門・千葉道場の娘。
千葉道場を代表する剣術の腕をもっている。
負けん気が強い。
江戸に剣術修業に来た龍馬と出会い、真摯に剣に向かう龍馬の姿にだんだんと惹かれていく。


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