オトメン(乙男)
[第10話]
正宗(岡田将生)が通う銀百合学園では、「交換留学制度」の契約のためにアメリカにある姉妹校の理事・スティーブが来校していた。その際、学園の理事長で正宗の母・浄美(山本未來)はスティーブから「アメリカの雑誌で日本のオトメンが話題になっている」と聞かされた。それを聞いた浄美は、さっそく教師を集めると、オトメンを厳しく取り締まるように指導した。10/20放送
そんなある日、銀百合学園に教育実習生・萌松音羽(市川由衣)がやってくる。教育実習といえば6月頃に行われるのが通例だが、理事長の浄美が受け入れを決めたらしい。
まるでアイドルのようなかわいい音羽の登場に男子生徒はすっかり夢中だ。音羽が移動すれば一団になってくっ付いていく。そんな様子を見た充太(佐野和真)は「まるで親鴨について歩く小鴨だな」と言う。まったくそのとおりの光景だ。
学園に「オトメン禁止令」が出され、その日から、音羽の子分化した磯野(澤部佑)たちが行き過ぎにも思える取り締まりを始める。
一方、家庭科の実習を担当した音羽は、リョウ(夏帆)の不器用さに驚く。なんとかかわいい女の子に変えてあげようと指導するが、到底、リョウに叶うはずもなかった。
そんなある日、音羽は浄美と校長に呼ばれ、オトメンを根絶するため、さらに頑張るよう、指導される。浄美は音羽の人気を利用して、学生たち自身がオトメンを取り締まるような風紀を作ろうと画策していたのだ。
音羽の人気は過熱する一方で、学園内にファンクラブが結成され、男子生徒のほぼ全員が会員になった。会員にならなかったのは4人。飛鳥、多武峰(木村了)、大和(瀬戸康史)、充太だけだ。それを知った音羽は4人を調査し始める。そして、彼らが(隠れ)オトメンだと感づく。
なんとか男子学生全員の気持ちを繋ぎ止めたい音羽は、磯野を利用して飛鳥たち4人との合コンを実現させる。女性の参加者は、音羽がチョイスした合コンの達人ばかり。彼女たちと一緒に、飛鳥たちをメロメロにさせようという作戦だったが…。
合コンが始まると、女性たちはすっかり飛鳥たちの魅力に逆に引き込まれてしまう。「こんなはずじゃない…」自らも飛鳥に惹かれる気持ちを抑え、店の外で煙草を吸っていると、偶然、昔、自分を振った男が現れる。その男はすっかり女っぽく綺麗になった音羽をデートに誘った。そこに音羽の戻りが遅いのを心配した飛鳥がやってくる。男は飛鳥を音羽の連れだと勘違いし、「昔の音羽は全然女らしくなかった」と音羽の過去を暴露した。しかし飛鳥はそんな言葉などまったく気にせず音羽をかばうと、店内へと連れ戻った。
女の子たちとオトメンたちはすっかり意気投合し、再会を約束する。「さよなら!」と別れた後、音羽が飛鳥たちの元に走り寄ると、「きれいごとなんか言わないで」と叫ぶが、それを聞いた飛鳥は「自分の好きな子は女の子らしくないけど素敵だ」と言った。飛鳥がリョウのことを言っていると悟った音羽は、学園内での2人の様子を思い出し納得した様子だった。そして、「女の子は相手の気持ちを言葉で聞きたがっている」と、飛鳥にアドバイスを送る。
「オトメンって、いいじゃん!」音羽は独り言をつぶやき、楽しそうに去っていった。
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銀百合学園2年A組の男の子。
9月6日生まれの乙女座で血液型はA型。
正宗インターナショナルの御曹司である。
柔道初段、空手2段の有段者であり、
剣道では全国制覇を果たしている成績優秀な剣道部主将。
もちろん学校内でもモテモテで「男の中の男」と女の子の間で評判の美男子。
しかし、そんな飛鳥には誰にも言えない秘密があった!
実は飛鳥の趣味は料理や裁縫。
苦手なものは暗闇、ヘビ、カエル、怪談。
好きな色と言えばブルーよりピンクを選ぶ“女の子っぽい男子”通称「オトメン」なのである。
都塚りょうと出会い恋をしてしまったことで、乙女心が燃え上がる。
銀百合学園高校にやって来た転校生の女の子で、
飛鳥が一目惚れするほどの超美少女(天然)。
血液型はO型。
正義感の強い真面目な性格で、その可愛らしい容姿とは裏腹に趣味思考はかなり男性的。
カツアゲをしていた不良に挑みかかっていった所を飛鳥に助けられた。
父親に鍛えられた武術の腕前は、猛獣と格闘できるほどらしい。(特技はハイキック)
男らしさと乙女らしさを兼ね備えた飛鳥をすごい人だとリスペクト。
飛鳥を守ってあげたいと思う気持ちが、果たして恋愛感情に変わるのか…?
飛鳥のライバルで、金原学園の2年生。
昔は剣道をやっていて、かなりの腕前だったようだ。
ある出来事から不良とつるむようになった。
意外な特技があるという…。
銀百合学園1年で、飛鳥の後輩。
飛鳥のことを先生と呼び慕う。
女の子に見間違えるほど可愛らしい容姿で、キラキラしている。
本人はそれがコンプレックスらしい。
銀百合学園2年A組で飛鳥のクラスメイト。
女癖の悪いプレイボーイとして有名。
実は幸花ジュエルというペンネームの、売れっ子漫画家である。
飛鳥とりょうをモデルに「らぶちっく」という少女マンガを描いている。
もちろん本人たちには内緒。
マンガのため、何かと2人に付きまとう。
銀百合学園2年A組、飛鳥の担任教師。
ハイテンションでおしゃべりな、教師らしくない教師。
常に生徒たちの言動にツッコミを入れる。
かなりの頻度で携帯電話で話し中。実は…?
少女マンガ界での有名人。
実は武道家だった。
数年前「俺は、本当は女になりたかったんだ―!」
と言いニューハーフになった飛鳥の父・正宗主水乃介がこの人。
飛鳥に、『男の子は男の子らしく』と言い続けている母親。
財閥・正宗インターナショナルの総帥で、銀百合学園の理事長を務める。
りょうの父で、警官。
警視庁武術師範である。
りょうを厳しく育てた。
チャラチャラ・なよなよ男は大嫌い。
警察剣道大会で10年連続優勝という経歴の持ち主。
やがて銀百合学園剣道部コーチに。
銀百合学園2年A組。華道部である。
自称・花の伝道師と言ったりする、ミステリアスな雰囲気の持ち主。
学園内に「秘密の花園」がある。
話している時に、度々花言葉を添える。
銀百合学園3年。
ずばり、お嬢様である。
成績優秀な万能タイプ。
男は誰でも自分が好きだと思いこんでいる。
飛鳥に接近の予感!?
銀百合学園1年で、充太の妹。
しっかり者である。
幸花ジュエルのマネージャー的存在。
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