ジョーカー許されざる捜査官第2話あらすじ完全版

ジョーカー許されざる捜査官

[第2話]

07/20放送

老人ホームが全焼し、入居者９名が死亡。
そのうち５人に生命保険がかけられ、受取人はホームの経営者になっていた。

伊達（堺雅人）は経営者の春日（鈴木浩介）を事情聴取。
だが、春日は入居者から頼まれて、受取人になっていたという。
金には不自由してなく、人柄も好評。
あすか（杏）は春日は怪しくないと思い始める。

伊達は焼死者に逃げようとした様子がないことが引っかかっていた。
久遠（錦戸亮）は睡眠薬で眠らされていたと推測するが、検死でそれはないと判明。

伊達とあすかは出火原因とされる入居者・スズエの自宅を訪問。
息子夫婦は母親への疑惑から世間からのバッシングを受けていた。

伊達は冴子（りょう）から、事件当日にインフルエンザの予防接種が行われていたと聞く。
あすかを連れて予防接種を行った医師の羽鳥晴信（東根作寿英）のもとへ。
羽鳥が主治医を務めていたスズエの夫は心筋梗塞で入院中に死亡。
スズエは医療ミスだとクレームを付けていたという。
それを理由に羽鳥がスズエを殺害したとも推測されたが、立証はできなかった。

そんな中、あすかは院内のインフルエンザワクチンの在庫数が不自然だと気付く。
書類上よりも10人分が多く残っていて、ちょうど施設で亡くなった人数と合致するのだ。
羽鳥がワクチンの代わりに毒を注入した可能性が浮上した。
井筒（鹿賀丈史）は伊達に調査を命じ、あすかは自分がつかんだネタだと不満を漏らす。

それを知った久遠はあすかと羽鳥の教授室に潜入し、盗聴器を仕掛けた。
あすかは違法捜査に疑問を覚えつつも、捜査を続ける。
やがて、羽鳥が何者かに電話し、警察に睡眠薬のことがバレたから逃走資金を用意してほしいと頼むのが聞こえた。
さらに、スズエの夫の医療ミスについても言質が取れる。

あすかは羽鳥に自白させるといって教授室へ飛び込んだ。
だが、罪を認めないよう羽鳥に熱くなり、盗聴テープを突きつける。
それでも、羽鳥は動じず、あすかは盗聴をバラしたことを後悔した。

翌朝、羽鳥が自殺したと報じられる。
施設の火災を自分の犯行だとほのめかす遺書も残されていた。

井筒は伊達に被疑者死亡による羽鳥の書類送検を命じた。
伊達は共犯者がいるはずだと言うが、羽鳥が死んだ以上、立証は難しいと言われる。

久遠による盗撮DVDから、羽鳥の犯行が発覚した。
だが、春日はすべて羽鳥がやったことだと関与を否定する。

その後、伊達とあすかがスズエ宅を訪れると、春日が線香を上げに現れる。
憤慨したあすかが食ってかかると、春日はその手を振りほどき、伊達は彼を公務執行妨害で逮捕した。
だが、春日から有効な証言を引き出すことはできなかった。

その夜、春日は施設の焼け跡を訪れていた。
自分が羽鳥に託した計画のメモがあると知り、回収に来たのだ。
そこに伊達が現れ、これでもはや罪を認めたも同然だと言う。
証拠がないと言い張る春日に、ならば自分が裁くと伊達は言い、引き金を引いた。

すると、伊達は背後から声を掛けられる。そこには久遠がいた──。

09/21 SP

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