ビブリア古書堂の事件手帖
[第11話]
03/25放送

栞子(剛力彩芽)は智恵子(安田成美)金庫の鍵を奪ったと確信。
智恵子よりも先に暗号を解こうと考える。

そんな栞子が大輔(AKIRA)と店に戻ると、智恵子がカウンターにいた。
智恵子は栞子に、金庫の中身は「押絵と旅する男」の第一稿に違いないと言う。
それは乱歩自身の手で破棄されたと言われている。
だが、鹿山(須永慶)の父親と乱歩には接点があり、可能だというのだ。

そこへ直美(横山めぐみ)から栞子に電話が入り、智恵子が現れたという。
栞子が鹿山家に行くと、智恵子は金庫の鍵を手にしていた。
直美は智恵子に鍵を返せと言うが、この件は義彦(名高達郎)から任されていると言う。

智恵子は鍵と一緒に封筒に入っていた二銭銅貨を栞子に見せる。
乱歩のデビュー作「二銭銅貨」をもじったヒントと思われたが、答えは出ない。
その後、栞子は来城家で二銭銅貨を発見。銅貨を2つに悪と、漢字が羅列された紙が出てくる。

栞子は智恵子に交渉を持ちかけた。
邦代(松田美由紀)と慶子(高樹澪)は翌朝に屋敷を出なければならなかった。
それまでの間、鍵を貸してほしいというのだ。
鹿山が慶子に何を残したのか知りたいだけだと言う栞子に智恵子は鍵を渡した。

栞子は志田(高橋克実)の協力も得て、漢字の意味を説き、金庫を開ける。
そこには確かに「押絵と旅する女 江戸川乱歩」と書かれた原稿用紙の束があった。

そして、栞子は邦代に「慶子さん」と呼びかける。
邦代の画策で、彼女と慶子は名前を入れかえて名乗っていたのだ。
病を患う人間の頼みのほうが、鹿山も断りにくいだろうと考えたのだった。

栞子は金庫に入っていた「押絵と旅する女」は、鹿山が乱歩を真似て書いたものだと言う。
原稿の1枚目の裏には、鹿山のペンネームと思われる名前が書かれていた。
その名前は栞子たちが解いた漢字の謎と同じものだった。
それを聞いた邦代は「押絵と旅する男」の主人公のように自分も旅をしながら読むつもりだと言う。

やがて、志田から真相を聞いた智恵子が栞子の前に現れた。
智恵子は乱歩が捨てた「押絵と旅する男」の第一稿の断片をもとに鹿山が書き上げたのだろうと推測。
邦代にそれを読む猶予を与えた上で、彼女の足取りを追うつもりだと言う。

そして、智恵子は自分が栞子たちを置いて消えたのは本を探していたからだと告げる。
自分は日本を出るつもりだから、どんな本か知りたいのなら、自分と一緒に来ればいいと言う。
それを聞いた栞子は、智恵子の生き方が少しだけ理解できた気がすると答えた。

数日後、大輔が具合の悪そうな顔で店に現れた。
前夜に「押絵と旅する男」を読んだが、5ページで挫折したという。
そんな彼のことをうれしく思った栞子は「押絵と旅する男」のあらすじを語って聞かせる。
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キャスト
篠川栞子 / 剛力彩芽(ごうりきあやめ)
鎌倉でひっそりと古本店「ビブリア古書堂」を営む店主。内向的で極度の人見知りだが、古書についてはとたんに雄弁になる。
大輔 / AKIRA(あきら)
古書堂で働くことになる楽天家のフリーター。
文也 / ルイス・ジェシー(るいすじぇしー)
栞子の弟の高校3年生。
志田肇 / 高橋克実(たかはしかつみ)
せどり屋。
佐々木亜弥 / トリンドル玲奈(とりんどるれいな)
小菅奈緒 / 水野絵梨奈(みずのえりな)
笹井菊哉 / 田中圭(たなかけい)
横田奈津美 / 北川弘美(きたがわひろみ)
藤波明生 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
/ 内田篤人(うちだあつと)
ハローワークの相談員。

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