11人もいる!
[第1話]
真田家は子供が８人もいる大家族。しかし父親の実（田辺誠一）はほとんど収入のないカメラマン。母親の恵（光浦靖子）は「日だまり」という名前のカフェを営業しているものの“開店休業”状態だった。そう、真田家は世間で言う所謂“貧乏”家族だった。10/21放送
しかし、実はのんびり楽天的。勿論、わが家が“貧乏”だなんて全く考えた事もなかった。恵もそんな実に「別の仕事に就け」など言ったことがなく、常に実の考えを尊重して、夫を立てる妻だった。
真田家の家計を支えているのが高校３年生の長男・一男（神木隆之介）。学校に通いながら、新聞配達とガソリンスタンドのバイトを掛け持ちして生活費を稼いでいた。
そんなある日、末っ子の才悟（加藤清史郎）が家の押入れで、ど派手な格好の女の幽霊と遭遇する。彼女は、若くして亡くなった先妻のメグミ（広末涼子）だった。じつは7人目まではメグミの子供で、才悟だけが恵の子供だったのだ。メグミが見えるのは才悟だけ。その日以来、メグミはちょくちょく真田家に現れ、才悟に話しかけるようになる。
メグミはとても嫉妬深くて、実が自分より“ブサイク”な女性と結婚したのが気に入らなかったらしい。その女性の名が自分と同じ“恵＝メグミ”だということも気に入らないようだった。
いよいよ生活が苦しくなり、一男は実に「父親なら働け」とキレるが、恵とメグミは反対する。彼女たちは、実がずっとカメラマンでいてほしかったのだ。仕方なく、一男は3つ目のアルバイトをすることを決意するが…それはゲイバーだった。
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第1話
真田家の長男で、高校3年生。家計を支えるため、新聞配達とガソリンスタンドのバイトを掛け持ちしている。
自分を犠牲にして家族のために尽くすのを長男の役目と考えている、気難しく屈折した性格。
自由奔放な父と衝突し、父に従う義母ともギクシャクしている。
真田家の8人の子どもの父親で、フリーのカメラマン。平均月収は9万円。
前妻・メグミが死んでから「もう人間は撮らない」と誓う。
だがうっかり恵を撮ってしまい、それがきっかけで恵と再婚する。
芸術志向で生活能力がないが、生殖能力は人一倍。
真田家の母親で、カフェの店主。雑誌の取材で知り合った実と結婚し、突然7人の子持ちになる。
実との間に一児をもうける。家庭的で貞淑な性格で、常に夫を立てる。
そのため一男ともたびたび衝突する。
真田家の末っ子。実と恵の間に生まれた子どもで、ひとりだけ母親は違う。
内気で、幽霊が見えるが家族には言えない。一男に憧れている。
実の前妻で、才悟を除く真田家7人の子どもだちの母親で、故人で、怨霊。
元ストリッパーの「二代目ビクトリア蘭子」。舞台写真を撮ってもらった縁で実と知り合った。
その写真を見て感動し、「もうこれ以上美しくなれない」と引退を決意した。
酒好きで奔放、嫉妬深くプライドが高いという面倒くさい女。
実の弟で、ベビー用品メーカー「ママサンシャイン」に勤務。
会社が負債を抱え、社長が金を持って逃げてしまい取り残される。
一見陽気だが、実は思いつめるタイプ。
真田家の長女で、2番目の子。努力家でしっかり者。
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