｢ハルフウェイ｣ストーリー

近づくとひゅーってなる…

(2008/11/10)

「彼の半径25メートルに近づくとひゅーってなる…」

ヒロ（北乃きい）とシュウ（岡田将生）の二人が出会ったのは保健室。軽い貧血のヒロと軽いケガのシュウ。ヒロがその気持ちが恋だってわかるまでに時間はかからない。そんな矢先にシュウからの告白。でも付き合い始めた二人にはもうすぐ卒業が迫っている。

地元の北海道の大学に進むヒロ。そしてシュウは東京の早稲田大学に行きたかった。でもシュウは言い出せない。そのことを知ったヒロは許せない。
「どうして東京に行くのにコクったりするの？」
東京行きをやめようと考え始めたシュウに担任の高梨先生は言う
「思ってるより、人生って長いよ」
答えるシュウ
「でも、今も大事なんで」

シュウが東京に行かないことを知って喜ぶヒロ。でも本当に喜んでいいの？相談した書道の平林先生に今の気持ちを筆で表せと言う。ヒロが書いた言葉は「行けな」…、「行け」？それとも「行くな」？

ヒロはついに答えを出す。彼女はシュウを無理やり引っ張って職員室へ。シュウの担任の先生に頭を下げて叫ぶ！！
「この人を、早稲田に行かせてあげてください」
本当は東京行きを諦めきれなかったシュウはヒロの行動に驚いたけど、素直に喜ぶ。
「私はさみしいんだよー！」
叫ぶヒロを抱きしめるシュウ。

卒業まであと少し。
二人でいられる幸せな時間もあと少し。