カンヌ映画祭で日本人に間違えられた、ファン・ビンビン

●カンヌ映画祭で日本人に間違えられた、ファン・ビンビン(2012/06/01)

現在フランスで開催中の、第65回カンヌ国際映画祭。開幕式の5月16日、レッドカーペットを歩いた中国の美人女優・範氷氷（ファン・ビンビン）が、日本人に間違えられるハプニングがあったという。

　　東洋をイメージした色鮮やかなドレスで毎年登場するビンビンは、カンヌでも知られた存在のはず。だが今回の司会者は、ビンビンのことを日本人と紹介してしまったそうだ。

　　今回ビンビンが着たドレスは中国の陶器をモチーフにしたデザインで、全面にわたって施されている刺繍がポイント。中国の4人の古代美女、楊貴妃・貂蝉・西施・昭君の姿も描かれている。デザイナーの卜柯文氏は「この服は1年かけて作った作品で、刺繍はすべて手縫いです。カンヌ用に作ったドレスではありませんが、ビンビンは到着後に何を着るか選ぶことになり、携帯電話で写真を見せてこのドレスに決定。中国から急いで送らせて、レッドカーペットの2時間前に何とか届きました」と裏話を語った。

　　ビンビン本人は「中国で作られた陶器ですが柔らかい。これなら誰も割れませんね」と、ジョークを混ぜながら優雅な笑みを浮かべていた。ビンビンの晴れ姿を見たネットユーザーたちは「まるで女王様」、「こんな服が着られるのはファン・ビンビンだけ！」、「カンヌで中国をアピールしてくれた」など活発に感想を述べ合い、大盛り上がりしていたそうだ。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）

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