●アンディ・ラウ、新作『新少林寺』をアピール(2010/12/04)

 豪華出演者が話題の、映画『新少林寺』。2011年1月に中国全域での公開が決まり、主演の劉徳華(アンディ・ラウ)がインタビューに応じた。

  本作で「侯杰」という軍人を演じるアンディは、「印象深かったのは、少林寺で幼い僧侶(そうりょ)に会うシーン。彼に“動いていれば寒くない”と言われ、寒い中一緒にカンフーの練習に励む。カンフーをしながら禅を体験する、新鮮な感覚だった」と語った。また“信用していた相手に裏切られる”というストーリー性について、「実生活でも、裏切られたことは少なくない。そういう時は運命なんだと自分に言い聞かせ、前世借りた恩を返したと思いこむしかない。そうやって自分を慰めている」と述べ、過去の苦悩を振り返った。

  そして共演者についても、語ったアンディ。部下役の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)は「努力家で成熟した俳優。両親が人気スターという環境で育ち、いろいろな経験を積んできた。僕よりも早く結婚し父親にもなったいて、人間としての深みを持っていると思う。ただ仕事熱心なあまりスタントマンを使わず、アクションシーンをすべて自分で演じようとするので、もっと気を抜いた方がいいかもしれない。そうすれば、プレッシャーから解放されるはず。『新少林寺』では、僕がニコラスを棒で殴るシーンがありつらかった」と語った。

  また約20年ぶりに共演を果たす成龍(ジャッキー・チェン)について、「今回は面白い設定になったよ。だって僕がカンフーの達人で、ジャッキーは全然カンフーができないんだ。アクションシーンはないけれど、ジャッキーは僕の目を覚ましてくれる重要な役柄」とアピール。アンディ、ニコラス、ジャッキーと香港映画界のビッグスターがそろう注目作として、ファンの期待を集めそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)

(C)サーチナ

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