台湾金馬奨ノミネートリスト発表、大物俳優は排除！？

●台湾金馬奨ノミネートリスト発表、大物俳優は排除！？(2010/10/15)

11月20日に授賞式が行われる、台湾のアカデミー賞こと「第47回金馬奨」。10月1日、ノミネートリストが発表されたが、『通天神探狄仁杰』の劉徳華（アンディ・ラウ）、劉嘉玲（カリーナ・ラウ）、李氷氷（リー・ビンビン）、『月満軒尼詩』の張学友（ジャッキー・チュン）、『葉問2』の甄子丹（ドニー・イェン）ら、大物俳優は排除されたと話題になった。

　　4月に行われた「香港金像奨」で、8つの賞を受賞した大ヒット映画『ボディガード＆アサシンズ（原題：十月圍城）』は、金馬奨では9部門でノミネートされており、受賞数が気になるところ。そして、14部門という最多ノミネートの台湾映画『愛が訪れる時（原題：當愛來的時候）』が、一番の注目作だと言えるだろう。

　　ノミネート者のコメントを集めてみると、『ボディガード＆アサシンズ』で助演男優賞候補になった謝霆鋒（ニコラス・ツェー）は、「家族も僕も大喜びしています。別の仕事と重ならなければ、台湾に飛んで授賞式に参加したい」と発表。『モンガに散る』で主演男優賞候補になった唯一の台湾男優・阮經天（イーサン・ルアン）は、「本当に嬉しい。モデルから俳優に転身した頃は、不調が続いて何度も仕事を辞めようと思っていました。まさか金馬奨でノミネートされるとは、夢のようです。作品が脚本賞にノミネートされなかったことが残念なので、代表して受賞できればいいですがプレッシャーは感じていません」と語った。また『月満軒尼詩』で主演女優賞候補になった湯唯（タン・ウェイ）は、「予想していなかったので、意外で驚きました。授賞式の日は仕事が入っているので、まだ出席の約束はできません」と語っていたという。

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